■ アルティエリ(Altieri) アルトフルート&フルート&ピッコロ・ケースバック 

基本情報
最終更新日
2005年3月27日
サイズ
タテ36cm ヨコ55cm 厚み13cm
(持ち手、ストラップは含みません)
重量
本体約950g ストラップ116g  
材質
外側 防水ヘビーデューティー仕様のナイロン製
内側 白いクッション地(キャンバスコーティング)
熱を伝えにくい外側、内側2つの層・プラスチック湿気障壁・熱を反射する層の4層構造
ストラップ
あり
67〜99
cmの間で調節可能
(取り外した状態で、取付部品の端から端まで)
ただし、肩のゴム製肩あてが中心になるように調節するには、一番短くても77.5cmは必要でした。
購入年月日
2005年3月22日
購入の経緯
アメリカのコロラド州デンバーにある、楽器ケースの専門メーカーです。
商品は全てハンドメイドで、登山用品をモデルにしているというだけあり頑丈な印象です。日本ではアルティエリ・パシフィックさんという通信販売店舗が最も安く手に入り、品揃えも豊富だと思います。所在地の高山市は、デンバーと姉妹都市なんだそうです。その為、直接メーカーさんと話し合って日本向けのオリジナル商品も開発されています。

私はエミュでアルトフルートを吹く機会が多いので、H管アルトも入るデラックスタイプを選びました。しかし日本にもデンバーにも在庫がなく、注文してからの作製待ちでした。約20日間程かかりましたが、海外からお取り寄せした気分は何だか嬉しかったり(^^;
今回は日本の担当者さんがデンバーへたまたま行く機会があったので、直接持ち帰っていただけましたが、輸送待ちの場合はそれ以上待つかもしれません。お店にお問い合わせ下さい。
感想ナド
取り敢えず購入して、数回持ち歩いてみました。
今はアルトフルートがうちにないので、取り敢えずはフルートとピッコロを入れて、楽譜やお財布、ポーチなどもひとまとめにしてみました。
………やはり重いです(^^;)
かなりの重量になるし大きいので、普段からの持ち歩きには適さないかもしれません。ですが、楽器をむき出しで持ち歩きたくない場合にはやはり必要でしょう。
今のフルート用シングルケースがくたびれたら、こちらのフルートケースバッグを購入してみたいなぁと思ってます。それくらい丈夫。
サイズ・重量に関しては公式のものではなく、池田が実際に測ったものです。
また、ケースカバーは楽器を収納すると実寸よりも少しふくらみます。(1cm〜は余裕を見た方が良いでしょう)


正面を上から見たところです。
うちに届いての第一印象。
…やはり大きいです。
そしてしっかりした作りです。
空の状態だと、かなり軽いと感じました。

正面には横長のファスナー付き収納ポケットが一カ所あります。後の写真にありますが、中には2カ所の仕切りポケットがあります。
モリダイラケースカバーとの比較です。余裕で入るよ!
しかしブラックはやはりビジネスライクなデザインだと思います。
先日トレンチコートを着てこれを肩からかけていたら、やり手ビジネスウーマンみたいって言われました(^^;
モリダイラケースカバーとの、厚みの比較です。
それでも市販のビジネスバッグよりはかたくない印象かな?
正面右下には、メーカーのロゴタグが縫い込まれています。
この部分もそうですが、全体のミシン目も手作りの印象が強いです。
一点物を手に入れたような、嬉しい感覚…ミーハーだ(苦笑)
正面ポケットのファスナー部分。YKK製。
丈夫でしっかりした作りの印象です。ヨコにある輪っか状のベロ部分は、何のためにあるのでしょう?
持ち手の部分です。
握る部分にはクッションで補強されているので、重い荷物でも指が痛くなりづらいです。
私は手が小さめなので、長時間握るのはちょっときついです。
ストラップの取付部分です。
金属も使われていて、これはかなり丈夫そうです。
重い荷物を入れて持ったらバッグ部分がたわんで形が崩れそうだなーと思っていたら、そんなはありませんでした。。
もっと長い期間使ったらどうでしょう?
ストラップについている肩あて部分です。しっかりした厚みがあるので、肩にフィットしてずれません。
肩あての内側部分。
こりゃー滑らないワケだ(苦笑)何から何までアメリカンな雰囲気を醸し出すごつさですな〜 でも楽器を守るためには頑丈であるのに越したことはないと思っていますのでOK!
裏側の部分です。
左側にタテのファスナーが付いています。ここには大判の楽譜も収納可能です。
ファスナーを開けた部分から、リュックのアームを引き出した状態。こうしてもポケット部にはものを収納できます。
でも平らなものにしないと背中に当たって痛いと思います。

このリュックタイプを選んだ理由は、肩がけばかりだと以前のように片方の肩を痛めると思ったからです。
試しに背負ってみましたが、私は身長が低いので「荷物に背負われてるみたい」って言われました…
でも肩にかかる負担は軽減されますよ。
リュックアームの取付部分です。よくあるタイプのものですね。
開いた状態です。
内側はクッションの中張りになっています。
フルートは真ん中に着いている紐で固定する仕組み。
上部にはマジックテープで押さえられるポケットつき。
H管フルートと、上部ポケットにピッコロを収納した状態。両方ともケースバッグに入れたまま入ります。でも重いと思う。
ちなみにフルート部分、紐で固定するだけだと安定が良くないような…?
持ち歩いても多少不安でした。
中張りのアップ。
フルートを固定する紐の絞り部品。バネで引き絞るタイプのものです。
外側手前ポケットのファスナーを開けた状態。
分かりづらいですが、仕切ポケットが2カ所あります。ケータイやお財布も入りました。
右側のポケットはマジックテープの留め具が付いています。

オマケ:いっぱい入れると当然重いです…
丈夫で多く入るぶん、入れすぎにご注意を!
しばらく使い続けてから違う感想を持ったら、またレビュー更新します。


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